江口夏実『鬼灯の冷徹』弐 ①

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さあっ!『鬼灯の冷徹』第二巻の感想いきますよっ!!

 

第七話「地獄四谷タクシー怪談」

地獄のタクシー朧車やカラス天狗の組織する警察が出てきて、地獄の世界観がまたひとつわかった今回のお話!

四谷怪談のお岩さんと伊右衛門がこんなちゃっちい離婚調停の話におさまることってそうそうないんじゃないのだろうか。

タクシー朧車(ネコバス的な)に、鬼灯様がちょいと乗って、朧車のイキな旦那に恐怖体験のお話聞いてたら、なんか提灯お岩にからまれて、ぎゃいぎゃい騒いでたら、警察が逃亡した亡者を追いかけてて。誰だと思ったらお岩の元旦那だったと。。

いちばん気になったのは、お岩が伊右衛門に向って「鬼灯様の100倍イイ男だよ」と叫んだ瞬間に、お岩ごと伊右衛門を金棒でぶん殴った鬼灯様の短気っぷり。飄々としているように見えて、案外沸点低いのね……。

今回のベストオブは、「え だって俺らよく考えるとネコバスの仲間だし…」

 

めっちゃこわいおっさん顔の乗物とネコバス一緒にしたらあきません!そりゃ、鬼灯様の眼も据わるわ!

 

第八話「三匹が逝く!」

三匹が死ぬ!ってこと?と題名に疑問を感じた次のコマで、納得しました。桃太郎ブラザーズの三匹が、お休み中の鬼灯様を起しに行こうというお話です。「やめとけって」っめっちゃ思った。

閻魔大王に壮絶なキックの話を聞きながら、怖がりながらも鬼灯様を起しに行く三匹に拍手です。そんなにお話聞きたいかな!?笑

鬼灯様が閻魔殿に住み込み、というのもなんだかおもしろい。こんなワーカーホリックが社員寮で職場に住み込みしてたら、まずプライベートありませんよね。たまにそういう仕事人間いますよね。そんな感じなんでしょうね。

今回のお話で楽しかったのは、神経質な印象のあった鬼灯様が意外に爆睡型でなかなか起きないということと、お部屋が案外散らかっているということ、それから寝起きの頭ぼっさぼっさということ。この部屋、金魚草もあって、本もたくさんあって、なんだか落ち着きそう……。

今回のベストオブは「タマ取って来い!!!」

鬼灯様、部下には優しいですけど、閻魔大王にはそのストレスをすぐぶちまけますよね。ストレスたまったら即発散。確かに第二話あたりでそんなこと言ってたな……。

 

第九話「竜虎の二重奏」

今回は白澤と桃太郎の天国チーム、鬼灯様とブラザーズの三匹の地獄チームの二重奏なお話です。

薬膳をつくる天国チームと、天罰鍋をつくる地獄チームの対照が面白い!

白澤は女の子と鬼灯様さえ関わらなければ、博識でいい感じの人なんだなぁと実感した回でした。

一方鬼灯様は、閻魔大王や白澤への折檻で薄れがちですが、しっかり地獄の鬼として、鬼らしい感覚のある怖い人だなあと思いました。

亡者の一人を「コイツを斬って煮てください」と言いながら、「変態」について語ります。変態が上級・中級・下級のランク分けにされてるなんて知らなかった……笑

 

今回は牛頭と馬頭が出てきます。地獄の獄卒として、昔から有名な二人。この作品では地獄の門番として、しかも女性として出て来ます。草食系の動物なのに、めっちゃ肉食女子の匂いしかしない。どっちが好みかと言われると、私は馬頭派です。爆乳か貧乳か、という好みの差ではありません。

今回のベストオブは、白澤と鬼灯様の最後のシンクロセリフ!

白澤「まった今日は痛い目に遭ったよ。もう今日は店閉めよう」鬼灯「まったく今日はイタイ奴に会いました。あいついつか絞めましょう」

鬼灯様真黒。もう幾度となく絞めてるでしょ!!!??

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