諫山創『進撃の巨人』16 ④

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第64話「歓迎会」

 

いやだこんな歓迎会。そんなことを言いたくなる今話。来年の7月に放送されるSeason3では、この回もアニメ化されますね。立体機動の戦闘がとってもかっこいい反面、やはり辛い場面の多い王政編です。

 

いよいよ礼拝堂へとたどり着き、洞窟への地下通路を見つけたリヴァイ班とハンジ。リヴァイが104期の面々に、

「お前ら…手を汚す覚悟の方はどうだ?」

と問うシーンは辛いものがあります。いよいよ敵本拠地に、姫さま(エレン)を救出しに行くという普通なら盛り上がるところで、こんな重苦しいセリフが入ってくるのが、『進撃の巨人』。

 

しかもそのあとに続く、ケニーの部下のトラウテの言葉。彼女たち中央憲兵にも、それぞれの信条があったことがうかがえるものです。彼女たちもまた、この壁の中の世界に無意味な空虚さを覚えていた様子。しかし、そんんな中で、「世界を盤上ごとひっくり返す」という夢を語るケニーについていこうと決めた。そんな彼女たちの信条に、読者としても少し心震わされると同時に、ここで彼女たちがリヴァイ班と命をかけて戦うことに悲しさも感じます。

 

そして突入してきたリヴァイ班。

燃料を積んだタルを洞窟内に放り込み、煙で充満させて視界を遮ったのち、リヴァイとミカサが先行して突入。中央憲兵の網の中に入っていき、敵の数を味方に教えました。

そして、敵の居場所と数を教えたのち、それを聞いた他のメンバーが中央憲兵の散弾銃付き立体機動装置の弱点を狙って襲撃。アルミンとサシャは遠方から援護射撃。

 

あっという間にリヴァイ班に殺されていく中央憲兵。巨人のうなじをそぐように、殺されていく憲兵たちの姿に、勝利の爽快感は感じられません。そこがまた、いいのですが。。。。

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