諫山創『進撃の巨人』16 ②

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さて、前回の続き。

場面は変わって、エルヴィンたち兵団の幹部側のシーンです。

ザックレー総統の衝撃的な素の顔が明らかになったシーン。。。拷問の方法が斬新すぎる。というより、楽しみすぎている。怖い。なんだこのおっさん。

拷問で仕上げた人間の体を「芸術的」て。ストレス何十年も溜めすぎてこんなことになっちゃったのかしら。

さて、そんなザックレー総統の拷問で得た情報は、王家の巨人は、壁の中の人類の記憶を好き勝手に操作できるというものでした。その力がきかないのは、王家と一部の一族だけであると。

しかし、この場面でのピクシス司令とエルヴィン団長の話はちょっと辛いものがありますね。ピクシス司令はエルヴィン団長が人類のためではなく、自分の夢のために行動していることを知ってしまったようです。今までよりさらに距離感が空いたような……。このおじいさんは、本当に人類のためを思って動いている。

本当にそうなんだろうなぁ。大量殺戮者と呼ばれることも厭わない人ですもんね。ある意味、エルヴィンよりも強くて聡明な人なのかもしれない。器も兵団幹部の中では最も大きいのかもしれないと思う今日この頃。

 

革命を終えた兵団の中でも、意見が対立するような有様。ピクシス司令は、一体いつになったら人類は争いを辞めるのか、という疑問をエルヴィンに呈します。それに対して、「人類が一人以下になれば」と答えるエルヴィン。そんな屁理屈が聞きたいんじゃないよ、とはピクシス司令の言ですが、読者も皆んな思っていたはず。

 

そして、エルヴィンは馬に乗り、調査兵を率いてエレン奪還を叫ぶのです。

争わないという道はない。それを嘆くのではなく、進撃する。エルヴィンは本当にその選択肢だけはブレませんね。だからこそ、進撃する調査兵団の長を勤められるのでしょうし、エレンの巨人がそこに引き寄せられるように入団したのも納得。

 

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