諌山創『進撃の巨人』14 ④

IMG_0002

 

第56話「役者」

話のあらすじだけでも盛りだくさんでしたが、今回も色々とつっこみどころがたくさんでしたね。

リヴァイ好きからすれば、悶えるような一話でした。。。。

しかし拷問の苦しみは、やはりハンジにも効いていた様子。サネスたちに「悪魔」と言われながらも、言い返していましたが、「役割は回ってくる」と今まで自分が演じていた役は、次のハンジが演じるのだ、と言うサネス。

「頑張れよ、ハンジ」と涙するサネスの言葉が、最新刊まで読んでいるとちょっと辛いですよね。結局、最新刊ではハンジはサネスとまでは言わなくとも、体制を取り仕切る役になっているわけですから。

そしてその言葉に荒れて、机を蹴っ飛ばして壊すハンジ。怒らせると怖い人、第一位というだけあって、その感情の発露っぷりは尋常じゃありませんね。

そんなハンジの「役者」とは別に、今回はヒストリアの「役者」もまた、クローズアップされました。

女王として、調査兵団が作る新しい世界の「王」という役者。それに対して、否と答える兵長の説得が凄まじい。

壁の中では誰もが明日を信じている。そんななかで、自分は明日隣のやつがいないかもしれない、という異常事態を常に想定している。だからこそ、どんな異常な事態に陥っても、今壁が破壊されてもすぐに動けるのだと。

それを言う兵長の周囲のハンジ班の面々も、104期とは違って、物怖じしない顔つき。きっと彼らも、リヴァイと同じ考えなのでしょう。

そんな異常事態な毎日を変えたいのに、それを邪魔するやつがいる。必要なら、その邪魔者を皆殺しにする「異常者」の役を買って出てもいい、と言うリヴァイ。

巨人に食われて死ぬのと、人間同士で殺しあうのと、後者の方が死ぬ予定の人間が少ない。ならば、自分はそれを選ぶ、と。本当にエルヴィン率いる調査兵団の鑑的な思考の持ち主ですね。

しかし、調査兵団の役とは本当に辛いものがあります。

皆幸せになれればいいけど……。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ