諌山創『進撃の巨人』12 ⑧

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第50話「叫び」

 

エルヴィン率いる調査兵団と、彼らがおびきよせた多くの巨人。それらがライナーの鎧の巨人を含め、そこに存在するすべての人間に襲い掛かる混沌とした状況。

 

そんななか、エレンとミカサの前に現れたのは、五年前のあの日、エレンの母のカルラを捕食したあの巨人。両腕を縛られて身動きの取れないエレンをかばうミカサですが、彼女もまた、負傷して闘える状況ではない様子。そんな彼らと巨人の間に立ちふさがったのは、あの日のその場面に立ち会ったもう一人の生き残りであったハンネスさんでした。

 

五年前とは違い、巨人に立ち向かうハンネスさんは、ずっとこの五年間カルラを見殺しにしたことを心の傷として抱え込んでいたんですね。巨人に立ち向かうハンネスさんを見て、「自分がケリをつけなければ」と、自分の縄をミカサに切ってもらうように叫ぶエレン。

 

一方で、ハンネスさんに続いてエレンを狙う巨人に向おうとするジャンたち調査兵団。しかし、それをライナーが巨人を投げつけるという思い切った方法で妨害します。まるでエレンが食われてもいいかのような行動に、アルミンは動揺します。

撤退する調査兵団たちに次々に襲い掛かる巨人の群。エルヴィンにも襲い掛かるそれを薙ぎ払ったのは、ユミルの巨人。彼女もまた、その混乱した状況のなか、選択を迷っていました。完全に劣勢になったライナーたちを裏切って調査兵団につくか。しかしそうしても、壁のなかはじきに地獄になるから、ヒストリアを守りきれない。そんな葛藤を察知して、ユミルに「人のために生きるのはやめよう」と語りかけるヒストリア。

 

「私達はこれから!私達のために生きようよ!!」

 

そして「あなたといればどんな世界でも怖くないや!」と巨人に立ち向かうヒストリア。そしてそれを聞いてともに巨人と戦うユミル。と、それにがむしゃらに続くコニー。笑

 

なんだか少女漫画のようなセリフ。笑

ユミルとヒストリアは、このマンガ唯一の相思相愛カップルな気がする。とんでもなく切ないけど。

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