諌山創『進撃の巨人』11 ⑤

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第46話「開口」

 巨大樹の枝の上で目覚めるエレン。その隣に座るユミルと、彼らを監視する、立体起動装置を身につけたライナーとベルトルト。

 

 今話は、エレンたち四人の会話のみのお話でしたが、最新話にも連なる謎の多い回でもありました。

 

 エレンは両腕がちぎれ、ユミルは両足を切断。二人とも、人間の姿のままでその切断部位を回復中のため、ろくに動くこともできない状態。対するライナーとベルトルトは、立体起動装置をつけながらも、そのまま待機の状態。

 

 エレン達に自分たちの「故郷」へとついてきて欲しいというライナー。しかし、そのまま鎧の巨人の姿で故郷へ戻らない点を不可思議として指摘するユミル。どうやら、ライナーは体力を使いすぎたため、巨人の姿のまま故郷に帰ることはできない模様。

 

 やっぱり彼らもまた、エレンと同様に巨人の姿でも他の巨人の捕食対象になるんですね。

 

 となると、やっぱり猿の巨人は妙ですよねぇ。ユミルは巨人のことに関してはライナーたちほど詳しくは知らないものの、エレンよりは事情を知っている様子。

 

 エレンは感情を押し殺そうとするものの、もれでる怨みが…。なんだか辛いなぁ。

 

 今回の四人の話をまとめると、

    ライナーたちはエレンを故郷に連れて行こうとしている。

    獣の巨人はライナーたちの仲間。

    獣と表われた月光の巨人と一般の巨人は異なる。

    ユミルは「猿」を知っているが、ライナー、エレンは知らない。

    敵は「せ」から始まる何か。

 

以上の謎が浮かび上がりましたね。①、②、⑤についてはもう最新話で明らかになっていますが、まだ明らかになっていないのが、③と④。③については、やはり獣の巨人の血筋が気になるところ。ネタバレになるのであまり詳しくは書きませんが、獣はやはりその血筋ゆえに、人間を巨人化させたり、巨人をある程度あやつる能力があるのでは。ただ、それは完全な「座標」ではない。その証左は、彼が操っていた巨人は彼の命令をきかずにミケを捕食しようとしていたこと。他の巨人を操る能力は、やはり王族ということになるのかな。ただ、そうなるとアニの「叫びの力」も怪しい。ライナーやベルトルトにはそうした能力がないから、アニもまた王家の血筋をひいているのかも、しれない。

 

 あと分からないのは④。「猿」って。猿の分布地域は南半球とアジアなんですよね。進撃の舞台は欧州、おそらくドイツ周辺だろうから、、、やっぱりユミルは「東洋」の民なんだろうか。見た目もそれっぽいけど。そこから売られてきた孤児とかなんかだったのかな。最新話で明らかになったユミルの出自からもいまいちわかりませんでしたね。

 

 でもこれ、きっと大きなキーポイントになるはず。彼女が「東洋」の民なら、ミカサが「東洋」設定であることも意味を持ってくる、かも。

 

 あー、謎が謎を呼ぶ!

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