諌山創『進撃の巨人』11 ④

o0321041812638168707[1]

 さて前回の続き。鎧とエレンの戦いの決着を聞くトロスト区の兵士達。

 

そこで場面は変わり、眼を冷ましたミカサへ戻ります。壁上で眼をさましたミカサは、全てが終わったことを知り、エレンを探して身体を起しますが、アルミンに止められます。

 

 アルミン曰く、超大型が落ちてきて下にいた調査兵たちは超大型の熱風により意識を失い、エレンは鎧に負け、その隙に巨人の身体から出てきたベルトルトが立体起動装置をつけてエレンとユミルを拉致。そのまま鎧の巨人にのって、壁外へと去って行った。そして、それから5時間が経過したことをミカサに伝えます。

 

 周りを見れば、調査兵たちは皆まだ意識を失っています。指揮官のトップであるハンジも意識を失っているもよう。二人向こうにいるモブリットが眼をさまして、ちょーハンジを見ている!モブリット!!

 私はここからあたりから、モブリットとハンジに眼が離せなくなった。笑

 リヴァイとエルヴィンがとっても強い絆で結ばれていると思っていたけど、実は結構すれ違いとかもあったりしてふわふわしている反面、モブリットとハンジに関しては驚くほど確固とした信頼関係で結ばれていますよね。それは本当に、一貫していた。うん。

 

 ここ数週間のあいだに、auスマートパスの小話のなかで、シガンシナ戦間近のモブリットのお話と、シガンシナから帰ってきたハンジのお話がありましたが…。ほんとに二人の絆が深く、強いものだということが描かれていて少しつらかったです。

 

 さて、話は戻り、5時間経過しているということに絶望を覚えるミカサ。女型にさらわれたエレンを奪還できたのは、リヴァイ兵長とすぐに追うことができたから。なのに5時間も経過し、リヴァイ兵長が負傷で動けない今、エレンを奪還することは不可能なのでは。そんな想いにかられて、涙を隠せないエレン。

 

 落ち込むシガンシナーズ。そんな二人を奮起させたのは、彼らを幼い頃から見て居たハンネスさん。

 

 エレンはいつでも先に行ってしまう。そしていつもケンカには勝てなかった。でも、今まで一度も負けたこともないと。そして、先に行ってしまうエレンを追いかけて連れ戻してやるのは、いつもミカサとアルミンだったと。

 

 どうしたってそういう役割らしいな、と「腐れ縁」だと言って慰めるハンネスさん。彼にとっても、エレンやミカサ、アルミンたちがいる景色が、「取り戻したい日常」だったんですね。

 

 そんなハンネスさんの思いに、戦う心を取り戻す二人。大人が多いにもかかわらず、104期のような子供たちに何かを指し示すような大人がほとんど出てこないなか、珍しく道を指し示す大人像が出てきましたね。

 

 ここでハンネスさんの死亡フラグを感じ取った人は少なくないはず。笑

 

 そこに、壁上を馬を走らせて合流してきたエルヴィン。団長の合流に一気に残存の調査兵に活気が戻るのには、エルヴィンの求心力の強さを感じますね。そこに眼をさましてエルヴィンにすがりつくハンジ。鎧たちも巨人の捕食対象になるとして、巨大樹の森へ夜まで彼らが潜伏しているはずという予想をつけます。

 

 その予想を信じて、壁外へ降りる準備をする調査兵と憲兵団。夜まで。その数時間の間に、エレンを奪還して戻るという作戦の開始です。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ