諌山創『進撃の巨人』10 ①

201304130021

第39話「兵士」

ウトガルド城での戦いが始まった今回。初めて調査兵団の高い戦闘能力が窺えた回でした。ミケ班の班員達全員すげえ。そんでもってライナーすげえ。でもなんか変だ。でも、もしかしたら全員生き残れるかも?って思った矢先のどんでん返し。地獄へ真っ逆さま。

 

そんなテンションだだ下がりのお話でした。ほんともう。。。

 

熟練調査兵団兵士たちがウトガルド城の塔を使って巨人へ応戦。特にゲルガーとナナバに焦点があたっていて、二人とも戦闘の最中でも魅力的に描かれていましたね。

 

少々の物資の消耗はかえりみず、巨人へ真っ向から立ち向かう熱さを感じる戦い方のゲルガー。それを諫めるように指摘しながらも、彼の戦い方を尊重して無駄なく、しかし確実に深く抉っていくナナバ。二人ともかなりの腕前の様子。

 

しかし、そうしている間にも、塔の中に入ってしまった小型の巨人。

 

それを知らされて、対応する104期のライナー、ベルトルト、ユミル、コニー、クリスタ。あれ、そういやサシャっていつから合流するんだったっけ。

 

それはともかく、真っ先に危険な階下へ降りていくライナー。そんな勇気ある行動に驚くコニーと、なにやら神妙な面持ちのベルトルト。

 

ここから、二体の巨人を相手に戦うことになるのですが、その間にライナーの独白や回想があるのですが、それが妙。これもまた、後々の伏線になるのですが……。先んじて言うならば、「巨人」であり、「戦士」である彼が、彼にとって敵であるはずの壁内の「兵士」との間での葛藤が心の「分裂」としてあらわになった最初のシーンですね。

 

ここで回想で出てきたライナーとベルトルトの幼少時代。というか、おそらく845年の壁の崩壊のときの回想。まだ幼い彼らと、もう一人の少年。少年を握り、食う醜悪な巨人の姿。初めてこの話を読んだときは気づきませんでしたが、よくよく見ればこの巨人は他の巨人と全く異なる特徴がありますね。とがった歯、爪。巨人はほとんど人間と同じ構造なのに、この巨人はまるで獣のように鋭利な歯と爪を持ってますね。はあ、気づかなかった。

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