諌山創『進撃の巨人』9 ③

2l1

さて、前回の続き。サシャの回想で、彼女が親から勘当されるような形で訓練兵団に入ってきたのが判明しましたね。コニーも「村の奴らを見返してやる」なんて言っていましたが、彼女にもそんなところがあるのかも。故郷が近いという点や、故郷に対する複雑な感情がコニーとサシャの仲の良さの一因なのかも。というかジャンも故郷に対してあまりイメージを持っていなかったり104期のメンバーはなかなか故郷との縁が薄い人が多いなあ。いや、逆に故郷への思いが強いのか。

 

それはそうと、故郷の村で人を食う3メートル級の巨人の描写が怖すぎる。民家で母親を生きながらクチャクチャと咀嚼する巨人。そして息も絶え絶えの母親が見つめる先には、恐怖で家の壁を見て固まってしまっている少女。

 

3メートル級って家の中に入ってこれちゃううえに、やけに「人間」らしくてより怖い。15メートル級よりこっちのが怖いよ!!

 

閑静な村。この村にはまだこの一体しかいないのか。。。。女性がまだ生きているのがつらい。。。食われてるのに。。。ゆっくり食ってるし。。。。

 

そんなところに斧をもって巨人のうなじに斬りかかって登場したサシャ。何度も斧を振りかざしますが、うなじを切り取れない斧では、つけた傷もたちどころにふさがってしまいます。そんなこんなで斧がすっぽぬけて壁に突き刺さってしまい、サシャは女性を助けることを諦めて、少女の手をひいて家を出ます。

 

それをめざとく見つけてゆっくり追ってくる巨人。怖いよ!!

 

「もう大丈夫」と言って馬に乗ろうとするサシャに、「何が」と落着きはらって虚な瞳で問いかける少女。母親が食われるところを見てショックのあまり、こんな状況になっちゃってるんだろうなぁ。。。その反応に動揺したサシャの手をすりぬけて馬が逃げたし!!

 

必死で逃げるサシャに、少女は「なんでそんなしゃべり方なのか」と問います。それに対して、訓練兵時代にユミルとクリスタとの他愛ない会話を思い出すサシャ。彼女が同期より年上なのに敬語を使うのは、やっぱり故郷への複雑な感情があるからなんですね。

 

でも女の子を守るために、彼女を逃がそうと巨人に弓矢をかまえて「逃げらんかい!!」と叫んだサシャはかっこよかった……!!!

 

サシャ、好きだ!!笑

 

狩猟民として鍛えてきていた弓矢の技術で巨人の片目をつぶし、捨て身の攻撃で両目を傷つけたことで逃げ切れたサシャ。

 

そこに通りかかった、馬を村人に与えて避難を援護していたサシャの父親。

 

少女を逃がすために単身巨人へ立ち向かったサシャを認めた父親と、「ただいま」と返すことの出来たサシャ。

 

巨人が襲来した絶望的な状況のなかで、暖かな心の通いが垣間見れた回でしたね。。。感動やあ。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ