諌山創『進撃の巨人』7 ③

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第28話「選択と結果」

絶望感漂う本作のなかでも、トップレベルで絶望的だった今回のお話。

 

もうショックすぎて大変なことになりました

 

荷馬車を全て捨て、カラネス区への帰還を命令するエルヴィン。リヴァイの心配通り、手ぶらで帰ればエレンも調査兵団もどうなるかわからない。そんなところまで追い詰められて、まさに完全敗北。

 

班員のもとへ向かおうとするリヴァイに対して、時間がないにもかかわらず、ガスと刃の補給を命令するエルヴィン。その判断について、馬に乗って帰還するハンジは問います。そこで、エルヴィンは中身の人間が立体起動装置をつけて逃げた可能性を指摘。

巨人化にも練度があり、いったいどんな能力を有しているのかは全く未知。その予想ができずに今回敗北したことをふまえて、エルヴィンは言います。

 

「すべてを失う覚悟で挑まなくてはならない。必要なら大きなリスクも背負う。そうして戦わなければ人類は勝てない」

 

エルヴィンが怖い、と思うのはこうした判断ができるから。そして、この時点では今よりさらに気味の悪さも感じていたのですが、それはこんな強固な揺るぎのない意思がどこから来ているのか分からなかったから。「人類のため」を強く説く彼が怖かった。

 

ほとんどの人間はここまで強くなれない。

 

そんな話をしている一方、リヴァイ班。エルヴィンの予想が悪くも的中。立体起動装置をつけて脱出していた中身の人間がリヴァイ班を襲撃。グンタが殺害され、残された三人の班員が立ち向かい、エレンを逃そうとします。エレンは自分で戦おうとしますが、エレンの力は「リスクが高い」と「最善策」はこちらだ、と指示するエルド。まさにエルヴィンが「最善策で止まらず、リスクを背負う覚悟がなければ勝てない」と言っていた真逆。もう、この時点で絶望!!無理やん!

 

しかしさすがリヴァイ班。洗練された連携で、他の調査兵が歯もたたなかった女型の両目をつぶし、動きをとめて、うなじを守る両腕の腱を一瞬のうちに切り落としてしまいます。そして、首を狙ったエルド。

 

そのエルドを、片目だけ優先して再生した女型が食いちぎってしまいます。それに動揺したペトラをさらに踏みつぶし、その隙を素早い反応で狙ったオルオの刃を硬化で防いだ後、動揺したオルオを蹴り殺した女型。

 

一瞬にして全滅したリヴァイ班。。。。。激昂したエレンがついに巨人化して、今回のお話は終了。

 

なんて。辛い。。。。

 

これアニメで見た時はもう、、、恐ろしすぎて悲しすぎて。。。。

 

こんなこと、戦争だったらたくさんあるんだろうな。きっと、こんなことたくさん経験してきたんだろうな。なんて思いながらも、やっぱり『進撃の巨人』ちょーこええと思いました。

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