諌山創『進撃の巨人』4 ②

5194EcnvEYL[1]

 

さて続き続き。

 

エレンが壁に向かう様子を確認した精鋭班がとった行動が凄惨で、そして勇敢すぎて泣いた。

 

エレンに集中する巨人の興味をひくため、自ら地面に降りたって囮になる精鋭班たち。ミカサとアルミンをエレンの護衛につかせたイアンの命令は、彼の今作戦における唯一の「人間性」のある命令だったのかもしれない。エレンを守るために地面に降りたイアンが巨人につかまり、捕食される瞬間。彼の壮絶な表情と、ミカサとアルミンの堪えるような、絶望するような、悲しむような表情。

 

エレンもまた、燃えるような巨人の熱い身体の中、戦います。

 

「オレ達はは皆、生まれた時から自由だ。それを拒む者がどれだけ強くても関係ない。炎の水でも氷の大地でも何でもいい。それを見た者はこの世界で一番の自由を手に入れた者だ。戦え!!そのためなら命なんか惜しくない。どれだけ世界が恐ろしくても関係無い。どれだけ世界が残酷でも関係無い。戦え!!戦え!!戦え!!」

 

そしてエレンの力をもって岩で閉じられた穴。

 

生き残った精鋭班のリコのセリフが胸を打ちますね。「皆……死んだ甲斐があったな……。」まさに、そうなのでしょう。

 

エレンを巨人の身体から出して撤退しようとするアルミン。そこに二体の巨人が向かってきます。食われる!!食われるぞ!ヤバイぞ!と思った瞬間、精鋭班たちが倒すのに苦労していた巨人を二体、いとも簡単に倒した人間が彼らの前に降り立ちます。

 

その背中には、自由の翼。

 

遠征先から急遽引き返してきた調査兵団。リヴァイ兵士長が彼らを振り返り、「ガキ共…これは…どういう状況だ?」と問い返したところで今回は終わり!

 

エレンの快挙により人類が初めて巨人に勝利した日。しかし、語り部はこう続けます。

 

「それに歓喜するには失った人々の数があまりにも多すぎた」

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ