諌山創『進撃の巨人』1 ④

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第4話「初陣」

『進撃の巨人』1巻収録の最終話である第4話。

 

最初読んだときちょーびびりました。

 

第1巻目にして、主人公死す!!

 

そんな終わり方あるかーーー!って感じでした。というか、全体的に絶望感がすごくて怖すぎた。

 

超大型に果敢に攻撃を仕掛けるエレン。通常の巨人よりも動きの遅い超大型を観察し、迅速に対応するあたり、実戦経験のない訓練兵のなかでも判断力に優れているのでは、と思わせるシーンも。そして、超大型が壁上固定砲を狙ってつぶしたのを目の当たりにして、この巨人には通常の巨人には見られない「知性」があることにも気づきます。

 

すげえやん、なんかすげえやんエレン。って思ってたら、一瞬の後に姿を消す超大型。取り逃したエレンたちは駐屯兵団の指揮下に入り、訓練通りに配置されていきます。

 

が、壁が壊され、5年前の惨劇と同様の情況に陥った壁内。最悪の初陣を迎えた訓練兵の絶望感。。。。恐怖におののく様がリアルだ、、、と思っていたら、アルミンの絶望具合が、リアルすぎて的を射すぎていて怖かった。

 

「勝てる」と戦うことを怖れないエレンには共感できず、アルミンの絶望の淵で思考した結果の人類滅亡への道の方が納得がいくという絶望。

 

ミカサは強すぎて訓練兵団の精鋭たちと一緒に、後衛の住民非難へとかり出されるし、エレンの勇敢な気持ちはどっからわいてくんねんと疑問になるし、なんじゃこりゃと思っていたら、それはあながち間違いではなかった様子で。。。

 

アルミン、エレンを含んだ訓練兵団34班の同期たちが、それぞれ勇敢に立ち向かっていくなかで、彼らの意気を全て絶望へとたたき落とすような巨人の襲来。

 

「行くぞ」と出た瞬間に奇行種の出現によって一名が死亡。仲間の死を見て激昂したエレンが単騎で巨人に向かってしまったため、他の巨人に虚をつかれてエレンは片足を食われて戦闘不能。(主人公!!??)

 

その後、エレンに続いた34班も、アルミンを除いて全員が一瞬のうちに食われてしまうというまさかの展開。

 

え、少年マンガって普通こっから巨人をやっつけんじゃないのっていうぐらい、全員に何の見せ場もなかった…。。。。仲間の死に、巨人への恐怖に身体が動かなくなったアルミンが食われようとしていたのを見たエレン。

 

そこで幼い頃、アルミンが壁の外の様子を記した禁書をもって、エレンに「壁の外へ行こう」と言ってくれたことを思い出すエレン。

 

「お前が教えてくれたから俺は外の世界に」と言うエレンにとって、アルミンはミカサとは違う、大きな存在なんですね。

 

ここで主人公の見せ場!!!巨人の口にぽーいされたアルミンを、自分も口にはいって外へ放り出すという驚きの行動!しかも片足ないのに!

 

すげえな主人公!やっぱ主人公違うな!!

 

と思った次のページで、アルミンの目の前で巨人に食いちぎられ、ごくんと呑み混まれたエレン。

 

もう、「これ、もしかしたら生きてるよね」っていう希望もなくなるような終わり方。

主人公、左足、左手を食いちぎられた後、飲み込まれて終わりです。

 

これ。トラウマになりました。涙

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