空知英秋『銀魂』45 ⑧

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第三百九十九訓「沈まぬ月」

今回のお話で、長編の傾城逆転篇が終わりました。

相変わらずとってもキレイで救いのある終わり方でしたね。

 

全てが一段落したあと。吉原の日輪の店に集う一行。月詠、銀時。そして二人に定々の暗殺を報告する沖田。この子、なんだかんだ良いながら銀さんに結構心開いてますよね。

 

定々暗殺は一橋派で間違いないと認識されていること、そして天子様から茂々の辞任が取り消されたことを二人に知らせます。つまり、天導衆は一橋派を敵とみなし、それに抗するために茂々を再び傀儡として据え置くことにしたのです。

 

ていうか天子様て。つまり、銀魂の世界にも現実の日本と同じく、天皇がいるということですね。天皇がいながらにして執政をとっていた江戸幕府。明治政府はその権力を、明治天皇という権威を担ぎ出すことによって無力化し、自身の政治における正当性を保持しました。

 

そんな二重構造だけでもしんどいんですが、銀魂はさらに天導衆があるんだから、これは難しい、、、、天子様ってまた出てくるんだろうか…。。。天導衆が腐った今の世の中作ってるんだから、きっと銀魂が終わる頃は、今の世界がなくなった頃。つまり天導衆の存在がなくなったときだと予想しているんですが、そうなったら天子様もなんか出てきそうで怖い。これ以上は難しいから出てこないかな。。。

 

あれ?これギャグマンガだよね?

 

まあそんなこんなでですが、そんな世の中荒れ放題な傾城逆転の一夜のあと。そんな状態で舞蔵さんが江戸城の外に出れるはずもなく。鈴蘭もまた、寿命が尽きかけている。。

 

「なんつーか。俺達ゃ一体、何のために戦ったんでしょーね」

 

という沖田の言葉が寂しい。。。

 

と思ったら、見廻組が厳重に江戸城の出入りを見張っている夜。

 

万事屋、真選組、そしてそよ姫と将軍が舞蔵のもとにやってきます。

そして銀さん。

 

「缶蹴りする人、この指と~~ま~~れ」

まさかの缶蹴り。そんで鬼はみんなで決めて舞蔵さんに。それをとめようとする佐々木を横目に、缶を思いっきり蹴り上げたのは、副長の信女。

 

「さっさと缶拾ってきて。多分、吉原位までいってると思うけど」

 

と。みんながみんな、舞蔵を吉原へと向かわせました。

 

両腕を無くしながらも必至に鈴蘭のもとへと駆ける舞蔵。そこでようやく会えた二人の姿に、涙が。。。。

 

45巻、いい終わり方だった。。。。

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