空知英秋『銀魂』45 ③

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第三百九十二訓「日輪と月」第三百九十三訓「大獄」

今回は二本分の感想をば。

「日輪と月」では、舞蔵を逃がすために神楽ちゃんと新八が離脱。二人を無事に逃がすため、奈落に向かった月詠、信女。そして首領の朧と対する銀時。その三人を中心にしたアクションシーンがほとんどでした。このときの朧が一番強そうに描かれていた気がする……。笑

 

毒針を朧に打たれて、身体が動かなくなった銀時。その銀時に顔をさらした朧。二人が過去に交錯した場面が描かれて終わります。

 

「天に抗いし修羅が一匹。変わらんな。お前のその目は。白夜叉」

 

今より若い銀時。白夜叉に戦場で会した朧はあまり風貌に変わりがありません。そういや、朧は敵キャラとしてこの後何度も登場しますが、その正体についてはほとんどまだ明らかになってないんですよね。

 

どうやら虚の助けによって不死に近い身体になっているらしい、というのは分かっているものの、彼の顔の傷や虚にただひたすらに忠を尽くす理由などなど。。。ていうかお前何歳だ、とか。

 

あと、マンガよりアニメの方が思いますが、銀時と外見がめっちゃ似てるんだけど……。いや、たまたまかもしれないけど。。。

 

なかなかいいキャラだからきっと設定もしっかりあるんだと、空知先生のことだから、朧にも清濁合わせた人間くさい裏事情があるんだと信じてる。朧のことがいつか好きになれる日が来るって信じてる。笑

 

さて、次の「大獄」では、朧の語りによって銀時の過去が明らかになります。

 

松陽先生との過去が少し明らかに。ヅラや銀時、そして高杉の先生が攘夷戦争のドタバタで幕府側によって殺された、というのはなんとなく分かっていましたが、ここでさらに詳しく分かりましたね。

 

攘夷をもくろむ侍たちを粛正した「寛政の大獄」。そこで松陽先生は捕まったんですね。その大獄で指導者の多くが捕まり、多くの侍が剣を捨てた中、その指導者のひとりを奪還せんと決起したのが、銀時たちだと。なんとなく時代背景がわかってきましたね。先生を助けるために銀さんたちが戦った、というのは少し意外でした。そうか。そうだよね。そうでないと、国の行く先なんてどうでもいいと思っている銀さんが戦う理由がイマイチ欠けますもんね。うん。

吉田松陰が史実でつかまったのは安政の大獄ですが、そこは史実通り。銀魂の物語が始まったとき、この世界は明治維新が果されなかった世界だと思っていましたが、こうして過去が明らかになってくると、実はまだこの世界は「維新」前。「夜明け前」なのかもしれないと思いました。侍たちがまだ夜の底でのたうちまわっている、「幕末」なのかもしれない。そうだとすると、桂小太郎はもしかすると……。なんて妄想が膨らみます。笑

 

朧にぼこぼこにされ、毒がまわって動けなくなった銀さん。それでも「てめーらだけは」と怒りを叫ぶ姿に心が痛いですね。

 

こんなにも我の怒りが誰かに直に向かう銀さんも珍しい。形勢逆転。神楽ちゃんたちも、銀さんたちも奈落たちに囲まれて絶体絶命。

 

そこに助けに来たのは、白と黒のおまわりさん!!!

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