空知英秋『銀魂』44 ⑧

51+1iK7X-RL._SX316_BO1,204,203,200_[1]

第三百八十九訓「お泊り会は先に寝た奴からイタズラされる」

いつの間にか、元将軍にケンカを売っていた銀さん一行。本人達にそんな気がなかろうが、しっかり罪人として処刑されることになりました。佐々木が処分されたことにより、見廻組は将軍護衛の任から外されて、代わりに城内へと警護に入ってきたのは真選組。

 

近藤局長は若干もらしてますが、相変わらず真面目な副長とともに真面目に仕事をしています。冷静に考えれば、この人たち朝も夜もお仕事頑張ってますよね。

 

城内に侵入した罪人が「きな臭い」と洗ってみることにした二人。そんな仕事人間のお二人を牢のなかで待っていた「バカ」。

 

「あっ近藤くん!!土方くん!!こんな所で会えるなんて奇遇だね!!丁度いい所に来てくれた。ちょっと話があるんだけど」

 

とんでもないガンコ汚れのくるくる天パでした。

 

いつもいつも万事屋は何かやらかして真選組にお世話になってますよね。腐れ縁ってまさにこのこと……。笑

 

一方、罪人は姫様の友人であると上申して、処刑を止めようとするじーや。しかし、茂茂を丸め込み定定は生殺与奪の権を全て自分が握ろうとします。そして、罪人を城内に招き入れた責任をじいやにとらせて切腹を迫ります。

 

万事屋にも、事実の一端が「一緒に寝よう」と牢屋に布団をもってきた天然ドSのそよ姫様から知らされます。鈴蘭がずっと待っていた約束の男は、定定ではなくじーや。元定定の家来であり、彼の妻となって利用され続けた鈴蘭を支えづけたじーやこと舞蔵だったのだと。

 

その話を聞き、気持ちが決まった万事屋一行。

 

真選組たちがなんやかんやで置いていった牢屋のカギで、外に出ます。

 

最後の場面。「処刑の時間だ」と牢屋から罪人である彼らを出し、武器を返す真選組たちとのシーンがかっこよかった!

 

沖田「旦那、処刑台の予約は入れときやしたぜ。ちゃんと首つなげたまま戻ってきてくだせーよ。こっちが首飛ぶんで」

土方「せいぜい処刑にふさわしい罪稼いでくるこった。ちなみに罪状は何だ」

 

銀時「殿様の下のマゲもぎとった罪」

 

真選組って、アニメ銀魂「万事屋よ永遠なれ」の映画では、近藤さんを救うためだけに幕臣から攘夷志士になってましたよね。今回のことに関してもそうですけど、その心のあり方や生き方を見ていると、幕臣として存在していることの方が不自然なように見えます。こんな組織がずっと存在し続けることは不可能に近いんじゃないか、、、と思っていたんですが。

 

その生き様と政権のあり方との矛盾が「さらば真選組」で決定的なものとなったので、何だかとっても納得しました。サザエさん形式のギャグだけでいくなら問題ないけど、空知先生のやり方からすると、やっぱりある程度真選組のキャラが生きてきてからは、いずれどんな形でも、真選組が幕臣真選組として最後まで存在する、というシナリオはなかったのかもしれないと妄想してみたり。

コメントを残す

コメントを投稿するにはログインしてください。

サブコンテンツ

このページの先頭へ