空知英秋『銀魂』44 ⑦

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第三百八十八訓「殿中でござる!!」

先代将軍定定が銀さんがぶっとばして気絶させた現将軍茂茂をたずねてやってきました!わあピンチ!!と銀さんが逃げようとしたところで、ツッキーが「戻れ」と静かに激怒。

 

死神太夫の根性の座りっぷりは恐ろしいです。

 

今回は、先代将軍が登場したことにより、今回の物語の核心が姿を現しましたね。相も変わらず、少年ジャンプにしては複雑な勢力図が描かれる銀魂。

 

今まで何度か名前が出た勢力が今回も出てきましたね。

 

整理すると、今回現れたキーポイントは、以下の二つ。

 

  1. 定定の正体。彼は昔、「傾城」とされるほど男共をたらしこむ才能に長けた鈴蘭を道具として利用して、反対勢力を殲滅し、将軍の座を手に入れた。現在は傀儡である茂茂をあやつり、事実上の最高権力を握りしめている。
  2. 幕府要人の襲撃事件は、攘夷志士によるものではなく、幕府内の勢力争いの可能性が高い。つまり、幕府要人を殺しているのは、茂茂の政権をよく思わない一ツ橋派。そしてその犬が、おそらくは見廻組。

 

この二つが明らかになったところで、その犬の局長佐々木が新八と神楽ちゃんの目の前で刺されて倒れてしまいます。

 

相変わらずの急展開!定定がやばいくらい悪人だということと、今回は見廻組はちょっと危なそうということと、さらに相変わらずの万事屋のふわっふわした位置が明らかになりましたね!!最近思うけど、なんか大事件があったら、万事屋ってまあまあ赤の他人ですよね。凄まじい他者性ですよね。

 

勝手に誰かのものを守りに行っている。そんな銀さんの生き方そのままですね。

 

しかし整理してみると、ここで複雑な伏線がはっきり出ていますね。

 

対立軸としては現段階ではこうなるんでしょうか。

現政権(定定⇒茂茂):真選組

一ツ橋派:見廻組⇔鬼兵隊≒春雨(第七師団)

この二勢力のなか、妙な動きをしているのが鬼兵隊ですね。佐々木の真意もここではわかんないな。

 

しかしこうしてみると、不安定な政権のなかで桂一派の攘夷党なんかもどう動くか、取り込むかで政治状況が大きく変わりそう。と、そんな感じですね。

 

ただ、万事屋のかぶき町をめぐる日常は変わりません。日常は変わらないのに、しっかりと時代は動きつつある。

 

そんな印象を受けた回でした。

 

今回のベストオブは銀さんのハイテンションな「前回のあらすじ」。

「先代将軍にたどり着いたと思ったら現将軍昇天(フライアウェイ)!!三途の川バタフライアウェイ!!どーすんだァァ!!どーしたらいいんだァァ!!このままじゃ俺達もバタフライアウェイそうなる前に…ランナウェイぃぃぃぃぃ!!」

 

……わかりやすい。笑

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