漆原友紀『蟲師』8 ③

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「冬の底」

今回のお話も、蟲師の物語のなかでトップレベルで大好きなもの…!

アニメで最初に見たとき、声優さんがナレーターの方とギンコの二人しかいなかったのに

笑った。笑

今回の登場人物はギンコおんりー。ギンコが独り言の多い人でなんとか成り立っている回

。笑

冬の底、という題名にそぐわず、季節は冬の終わり、春の訪れがすぐそこまで来ている頃

。文で呼ばれていたギンコは目的地に向かっている途中でした(アニメだとその文は淡幽

からっぽかったですね)。

まず最初のシーンで、地面に耳をくっつけて何かを聞いているギンコ。「もうすぐか」と

なんかを聞いて、春の訪れを察知するギンコ。山ねむるのときのムグラの音を聞いていた

ときも思いましたが、ギンコの耳はとってもいいですね。笑

ら。

どうやら、春の訪れはおとなしかった蟲たちがざわめき目覚め、ギンコの体質には少々障

りがある様子。あっという間に木でテントを作ってそこにむせそうなくらいの蟲よけの香

をたきつけながら、眠るギンコ。冬眠に入りました!!!

数日後?「そろそろか」と目覚めて起きて、外の様子を見てびっくり。

なんとそこは雪が降り積もる、まさに「冬の底」。

春の訪れを読み違えたか、と山を下りようとするギンコ。隣の山は春を迎えようとしてい

るのに、ギンコのいる山はまだまだ冬の底。しかし、不思議なことになぜか降りても降り

ても同じ場所に戻ってきてしまう。なんじゃこりゃ、と不思議がるギンコ。山に残る秋ご

ろの台風の被害。そしてまだ冬から目覚めない山。そこから、その山のヌシは山を閉じて

いるのだと考えます。しかし、弱った山が自らを閉じてしまうことは危険な賭け。下手を

すればそのまま目覚めぬままにそこに住む動物たちと共に山もろとも死んでしまうもの。

そして、現在春を迎える季節にも、山は目覚めず冬の底にあるとしたら。

自分も巻き添えをくらって死んでしまう。

その考えにいきついて、これはだめだ。とヌシを探すことにするギンコ。焦っているよう

ですが……。死を感じつつもこの反応の薄さはさすが。さすが前話でも最初っから死にか

けていただけある。涙

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