漆原友紀『蟲師』7 ⑦

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「棘の道」

 

死んだはずの生命が再び生命活動を始める地域。

そこに出向いたギンコは、淡幽の頼み通り、薬袋家の当主クマドに接触します。

 

クマドの無愛想でトゲのある性格もそうですが、ギンコもギンコで言い返す。。。

ギンコはいつも冷静ですが、案外腹が立てば鋭く反撃しますよね。笑

 

二人はなかなか気が合わない様子。淡幽の言っていたことを思い出して、仕方がないとクマドについて

棘の道へと歩を進めます。

 

蟲がわさわさといる闇。そんな場所へとためらいなく入っていくクマドにとって、そこは幼いころに閉じ込められた

経験のあるなじみのある場所。

 

ギンコがそれを聞いたときのシーンが印象的。

 

ギンコが思うように、クマドはやはり気の毒な人間のようす。

 

 

クマドが幼いころ、蟲が見えるようになるため、と入れられた棘の道。

そこで幼いクマドは精神を壊してしまったのですね。生きながらにして死んでしまったような少年クマド。

 

そこに薬袋家の爺さんが「代わりのもの」を入れて、今のクマドは出来上がったのだという。

 

少年クマドが言うように、「それは生きているのか」「クマドという人間なのか」という疑問ばかりが出てくるおぞましい過去です。

 

 

棘の道で裂け目を見つけて、それが変異の原因だとつきとめた二人。

ギンコはそれをふさぐことが先決だ、と言いますが、クマドはそんな変異にはもしかすると禁種の蟲が関係しているのかも、と

さらに棘の道を進むことを選びます。

 

そんな危険すぎる行動に、ギンコのお人よしが発動してクマドを追っていくのですが、そこで「さねくい蟲」という魂を食らう蟲に遭遇。

 

クマドが魂として中に入れている蟲を口から出して、さねくい蟲に食われかけたギンコを助けて一件落着?

 

 

魂を出したクマドは意識を失い、ギンコに連れられて淡幽とタマの住まう屋敷へと戻ります。

そこで、ギンコは気づいた様子。

 

クマドのなかに薬袋家の者が入れていたのは、人口の蟲。

淡幽がクマドに会うときに、たまに「クマドがクマドでない」と感じていた違和感は、幾度も彼のなかの魂が死んで、

そのたびに新しい蟲が入れられていたから。

 

 

かなりダークでやばいことをしている薬袋家と狩房家の闇の一端を垣間見たギンコ。

 

とんでもない話ですね。

 

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