漆原友紀『蟲師』6 ④

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「雪の下」

きた!今回のお話は私にとっては蟲師のなかでも好き好きランキング上位に入っているお話です。悲しいのだけども、人間のたくましさも感じる「雪の下」。アニメでも音楽と声優さんの演技が輝いていました。

ギンコが「雪が面白い」と、雪深い里の宿を目指すギンコ。宿を目指す、というギンコもなかなかまれですよね。そんなギンコを快く迎える宿の女将とその娘のタエ。雪に住む蟲が面白いと、彼女に乞われていろいろ教えるギンコ。その蟲の生態のひとつに、心当たりがあったタエは、友人の男の子を看てやってほしいと言います。

友人、トキの周りには、この冬からずっと雪が降り続いているという。そして本人はとても体温が冷たくなり、さらに囲炉裏の火や他人の体温でさえも、やけどするように熱く感じてしまうようになったという。真冬でも素足でいるトキは尋常ではない様子ですが、本人は全然気にせず。でも、どちらかというとぼーっとして、精神的に危なそう。

トキは幼い妹をこの冬に、湖で亡くしたんですね。それから精神的に危うげなところに蟲に寄生されたようです。でも彼はもう自分がどうなっているかなどはあまり興味がないようで、タエの自分を案じる声にも応じようとしません。

 

心配するタエをよそに、一人で湖に釣りに行ったトキ。誤って湖に落ちてしまいます。里の人たちは、湖に雪が降り続いているのをみて、湖の底にトキがいると確信して

彼を探しますが、日が暮れて捜索を中断。

 

タエの後悔の涙が心を打ちます。とっても友人思いの良い子……。

次の日、雪がやんでしまっているのを見て、トキは死んだのだとさらに落ち込むタエ。

 

でもなんと、トキはその夜に自力で湖の底から這いあがって家に帰ってきたのです!

これだけ見ればただのホラー!!

 

でも帰ってきたと思ったらすぐに湖へと戻ったトキ。妹を探しに行ってたんですね。

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