蜷川ヤエコ『モノノ怪』海坊主 上 ①

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「モノノ怪」にはまり倒して早ひと月。コミックスでは、坂井家化猫騒動と海坊主があると聞いて、早速海坊主も買いました。化猫編とは違い、色んな技術を駆使されているんであろう、流麗な絵に心奪われました!

 

なんじゃこりゃーと言わんばかりの、一コマ一コマの情報量の多さたるや!目がチカチカする笑。蟲師のアニメは原作コミックから逸れないように作られたそうですが、モノノ怪は逆で、原作アニメから逸れないように、このコミックは作られているみたいですね。

 

初っぱなから凄まじい絵のオンパレードです。こんなマンガ、初めてかもしれない。

 

さて、今日は序幕と二の幕の感想をいきますよー。

 

序幕は、アニメとは違って色んな補足の台詞やら場面やらが多かったですね。おかげで薬売りさんの登場は最終ページのみでした。笑

 

アニメはもはや説明スル気のない、訳わかめな始まり方(座敷童子も、そのほかの回も)でしたが、コミックスともなれば親切ですね。

 

前の化猫から設定上、五年ほど経過したとのことですが、加世ちゃんの天真爛漫さは変わりませんね!絵柄が手書きっぽさが抜けたからか、なんか幼く見えるほどです。笑

色黒がいかんなく発揮されてる。笑

 

薬売りさんのことを「なんか不思議な人だったなあ」と過去の出来事として語るあたり、坂井家のことはもう吹っ切れたのでしょうね。化猫編の壮絶なラストからの復活ぶりたるや!笑

 

それにしてもげんよーさい様がアニメ以上に胡散臭くて良い。笑

アニメでは偉そうに高説たれる可愛らしい人、という印象でしたが、コミックスでは、彼が一度もアヤカシには遭遇していないというまさかの事実も明らかにされて、胡散臭いという印象が追加されました。

 

しかし、アニメより絵が崩れず、とってもキレイなのでげんよーさい様が美人になっている……。大笑

 

そして序幕最後のページにて表れた、薬売りさん!相変わらず美人です。

微笑みからして、もう超越している。笑

二の幕の最初、「呪術者か」と問うげんよーさい様に対して、「ご覧の通りの只の薬売りですよ」と答える薬売りさん。

ここで、「ご覧の通り」に「いや、わかんねーだろ」と突っ込んだ人は私だけではないはず!こんなカッコの薬売りいるかよ!と言いたいところですが、化猫編でも、誰もが一目で「薬売りだ間違いない」と判断していたので……。「モノノ怪」では、薬売りさんレベルの派手さは常識の範囲内なのかな。確かに、加世ちゃんもげんよーさい様も他のみんなもまあまあ派手だけど。でも、この人、顔に変な赤いライン入ってんだぞ。マニキュア塗ってんだぞ、男なのに爪ちょーキレイなんだぞ、女物の着物と帯してんだぞ、めっちゃ派手なネックレスと鏡を首からぶら下げてんだぞ、と言ってやりたい。ついでに言えば、耳とんがってんだぞ。なぜ、誰もつっこまない。笑

 

それはおいといて、化猫編よりかなり丁寧な口調で話していた薬売りさん。ギャップあるな、と思っていたら。加世ちゃんとのやりとり。

「こんな所へ来てまた俺に会っちまうとはあんたもつくづく巡り合わせの悪いお人だ」

と不適に笑う薬売りさんに、少し化猫編の名残を見たり。

 

監督曰く、相手や場面によって性格を変えるようにしているし、彼自身がそういう人間らしいので、これもそういうことなのでしょうね。

 

年を経た、ということと、今回はこういう性格で、ということ。確かに、毎回、若干ではありますが性格が違っていますもんね。

 

二の幕は一晩過ぎ去って、アヤカシの海へと船が進んだところで終わり。

 

ここまでで、アニメで表現されていた独特の風の絵がなかったことが少し残念。あと、ちょいちょい薬売りさんが上下反転するのは、コミックの方がわかりやすいような、わかりにくいような……。

 

そして、薬売りさんはますますキツネっぽくなられた。笑

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