蜷川ヤエコ「モノノ怪」弐 ①

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久しぶりに、こちらのコミックの元アニメである「怪ayakashi」の化猫編を見ました。見て、やっぱりアニメの雰囲気がとっても素敵だなと実感。そしてやっぱりやっぱりモノノ怪との薬売りさんと性格が違うな、と実感。笑

でもそれよりも実感したのは……、コミックの絵の方がキレイ!??いえ、全体的な絵の雰囲気はアニメの方が断然良いのですが、何より……薬売りさんがよりカッコよく描かれているのはコミックですね。笑 アニメでは、最近の絵のようにキレイさを追求するのではなく昔ながらのポンチ絵を目指していたようですし、当然かもしれません(それでも薬売りさんはポンチ絵風ではなく、美形を目指して描かれたようですが)。コミック『モノノ怪』弐巻の十~十二の幕。一気に物語が進みましたね。

 

前巻で化猫の理のヒントが見えたところで終わりましたが、今回はそのヒント―水江が「たまき」と呼んだ娘が姿を現しました。

パニックに陥った水江が結界を破って障子を開けた先、屋敷の庭に一面に群がり、人間たちを「じっ」と見つめていた猫の軍団に、ぞっとしました。これはアニメより怖かったかも。猫こええ。

そんな猫のなかにいる白無垢の花嫁。

水江と、水江を助けようとした勝山が化猫に呑まれてしまいます……。死んじゃった…。二人を呑みこんだあと、人間たちに迫る化猫から、小田島様と加世ちゃんの助け?を得ながら結界を張って食い止めようとする薬売りさん。アニメ見てても思いましたが、この化猫、絶対作品のなかで一番強いんじゃないかと思う。監督曰くは、アニメのモノノ怪ではこの化猫より五年ほど後の話で、薬売りさん自身も場数を踏んでいるらしいですが、、、、でも、この化猫はもう……。容赦なく人を殺しまくってますよね。水江の旦那、坂井の当主である伊顕も食われてしまいます。

薬売りさんの結界をばんばん破って近づいてくる化猫。助けを求める皆に、自身の力の限界を語る薬売りさん。あんたも食われちゃうだろうに、冷静。さすが。

迫る化猫。伊國がさらに奥の隠し部屋を開け……、使用人のさとが諦めたように笑う。そこで、「たまき」という花嫁姿の娘を知るのが、小田島様と加世ちゃん以外の人物であることが判明しました。そして、モノノ怪の真がご隠居であることも。そして、ご隠居が真を語り始めるところで今回は終わり。

 

毎回感想(というかあらすじ?)を書く度に思うのは、薬売りさんの謎。あんたはいったい何者だーーーー。

真を語ろうとしないご隠居に対して、「あんたが殺されようが殺されまいがどうでもいい」としながらも、目の前にいる人間は助けようとする姿勢。

でもって「俺にはあんたの話が必要なんだ」と言う意味。

モノノ怪を斬りに来て、そして話を求めるこの人の真と理は全く見えてきませんよね。まるで、それを斬ること自体が存在意義のような……。むうう。

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