江口夏実『鬼灯の冷徹』参 ③

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さて、『鬼灯の冷徹』第三巻、最後までいっちゃいますよ!

 

第19話「えげつなき戦い」

今回は久しぶりにマキちゃんとカストリ雑誌記者の小判にゃんが登場です。鬼灯様、マキちゃんとしゃべっていたときは普通に優しかったけど、小判にゃんが敵意むき出しで出て来た時はすさまじ形相になっています。

 

鬼灯様って仕掛けられたケンカや悪意には、全身全霊をもって叩き潰しにかかりますよね。精神的にも身体的にも。

 

売れる記事が書けたらあとは正直どーでもいいと非人道的な提案をする小判に対し、鬼灯様は権力と腕力を駆使して小判にゃんを「総合的に」抹殺すると脅します。

 

マスコミの非道なやり方にはほとほと嫌気がさす昨今の現世ですが、そのマスコミに対して権力を裏でつかって圧力をかけている政府の影もうんざりですよね。そもそも、そんなやり方は「報道の自由」の侵害にあたるので、権力側はほとんどそんなこと公言しません。

 

けど、そこはそれ。ばっちり締め上げながら脅しにかかるのが鬼灯様。まさにえげつなき戦いが繰り広げられました。

 

今回のベストオブは鬼灯様の「…さあ、どう食い物にしてくれるんでしょう…」という負のオーラ満載のセリフに対して小判にゃんの心の叫び。

 

「タタリ神様が来るよぉおぉおぉ」。

 

逃げて小判にゃん!!!!

 

 

第20話「美形ほどないものねだりをする」

扉絵の弁慶姿の鬼灯様、やけにかっこいい。

 

今回出てきたのは、初お目見えの草食系イケメンの牛若丸!!じゃない!源義経!!

義経、地獄で警察やってんだ!僧正坊の口利きで!???おもしろいなこの人!ホルン吹いてるんじゃありませんよ。

 

なんか、めっちゃかわいいイケメンだけど、ムキムキマッチョになりたい願望に憑りつかれた残念イケメンでした。

鬼灯様、義経さんの相談乗りながら途中からこれ、、、、絶対めんどくさくなってきてるんだろうな。

 

今回一番気になったのは、鬼灯様の昼食。なんかでっかいゆで卵。三個。三百円。

少なくない!???え。亡者ミンチにしてたり、おっきい人(閻魔大王)投げ飛ばしたり、バカ重い金棒片手で振り回してたり、夜遅くまで仕事してるワーカーホリックの昼食が、三百円でしかも卵!!???

 

今回のベストオブは義経さんへの叱咤のひとこと。「どすこい!!!!!」

張り手いただきましたっ!!!!

 

 

そしておまけについていたのが、「地獄の沙汰とあれやこれ」の二話!

これすき。そしてまた変なの出てきた。「地獄の沙汰」では、EU地獄とのやり取りが多いですね。

今回は、EU地獄の二番手が日本にやってきます。搭乗ゲート(え?飛行機?)で直々に御出迎えする鬼灯様。

 

でも鬼灯様は鬼灯様です。蠅の人(ベルゼブブ。わかんない。何回読んでも覚えられない)の嫌味をそのまま受け止めて「お帰りだそうです!荷物持ってきてさしあげて!」と。それを注意されると、「「ヨッシャ帰れ!」と思って申し訳ございません。」。

 

そのあと、繊細なEUの蠅の人の心をへし折っていました。かわいそうに、、、

鬼灯様、キャリアじゃなくて叩き上げだったんですね。だから、メンタルそんなに最凶なんだね。。。。

 

二話目では、逆に鬼灯様からEU地獄へ訪問しにいっております。

そこで繰り広げられたのは、複雑な外交のお話ではなく。

 

据え膳食うかどうかの男なお話。なんやそれーーーーーー。

メイドさんのお召し物をみて、いいっすね。と言う鬼灯様に、おおまじか。ありがとなと答える蠅の人。こういうとこ、ありますね。男性。うん。

 

いや、でも鬼灯様って。案外、そんなこと言うんだなと思ったら、蠅の人もそう思ったらしいのですが。本人曰く「節度があることと朴念仁は違います」

 

ああ、この人ムッツリなんだ。そうなんだ。絶対そうだ。

 

二話分のベストオブ。「ドS男爵とは心外な。私がいつSに興じたと言うのです」

 

今だよ。今。そう言いながら金棒で蠅を呵責してる今だよ。誰かつっこめよ。笑

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